08/06為替と今後の景気動向 米指標は良好、日本市場でも?
先日の米指標では ADP雇用統計こそ振るいませんでしたが、その他の指標の結果は良い物でした。多くの人がアメリカの雇用統計として認識しているのは 非農業部門雇用者数変化や、失業率辺りなのかもしれませんね。総合して雇用統計と呼ぶ場合は多いです。全米の企業や政府機関などに対して調査を行い、複数の統計が発表されます例えば先ほど言った失業率、非農業部門就業者数。そして、建設業就業者数、製造業就業者数、小売業就業者数、金融機関就業者数、週労働時間、平均時給など)。雇用情勢の推移は、個人の所得・個人の消費などにも関係し、また今後の景気の行末を占っていると言えます。
日本市場でも指標の影響はあったのか?
※画像はYAHOOファイナンスのチャートを利用させて頂いております。
前日からのチャートを見ればわかりやすいのですが、大きく動いたのは米指標の発表直後だけです。そこを考えると、日本市場での影響も考えられましたが、注意しておきたいのは次の指標が7日に迫っていると言うことです。今回は米雇用統計のなかでも主軸と考えられている失業率と非農業部門就業者数の発表と言うことになります。
5日のFRB理事の発言では「利上げ開始時期より軌道が大事」とも言われているので大胆に時期をはやめる等の可能性は低いとも考えられますが、やはり期待してしまうのは仕方の無いことでしょう。
日本市場はTHEもみ合いの相場になりましたが、これもひとつの影響と言ってもいいのかもしれませんね。
今日の為替予測
本日も日本市場はもみ合い、米市場、ヨーロッパ市場もこの流れのまま続く可能性は高く、狙いにくい相場と言えます。今日は様子見をして、明日しっかりと投資するための情報を集める。もしくはMT4などをもちいて、小さめの値動きを狙い打っていくのが狙い目になってくると思います。
チャートを見て貰えるとわかると思いますが、動き自体が全くないと言うわけではないのでしっかりと取引をしていきましょう。